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2020年4月20日 (月)

ファンヒーター修理

202004_010_2399
12~13年使用しているダイニチのファンヒーターが、
突然エラーコードを表示して停止するようになってしまった

ファンヒーターは10年程度が寿命らしいので、
買い換えるか修理するかをネットで調べてみると
YouTubeなどでも修理の様子が紹介されているし・・
自分も修理してみようと思い
翌朝、段ボールを敷いて早速修理をする事に!(^_^.)

 

202004_020_2400
前パネルを外すとこんな感じだった

 

202004_030_2404
エラーコードから気化器の故障のようなので、
ニードルのタールだろうと予測して気化器ユニットを外した

 

202004_040_2406
ニードル部分を分解すると・・

 
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予想通り、ニードルにタールが付着している

 

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サンドペーパーの荒目で磨いてタールを除去し、
仕上げは#1000番の細目で磨いた


202004_070_2411
こんな感じにニードルがキレイになった

 
202004_080_2416
ファン&フイルターもゴミが沢山なので、
ついでにファンも分解して洗浄してキレイにして組立てた

 

202004_090_2418
動作確認すると

ゲッ!また別のエラーコードが出た!(^_^.)

 
202004_100_2420
再度、気化器ユニットを取り外してチェックしてみると
サーミスタのロウ付けが外れているではないか!
経年で外れる筈はないだろうし、
ましてや今回ユニットを触った事で外れる事はないだろうから
おそらく製造ミス  部品製造段階でのロウ付けが
不十分だった可能性大のように自分は思う

温度が上がる場所なので、半田づけではどうかと思いつつ
半田付けして組立てから動作確認すると
また別のエラーコードが表示されてしまったので
やはり半田付けは不可だと思った(^_^.)

で、ロウ付けするにもバーナーもロウもないし・・
悩み続けること数時間
(サーミスタ交換するのが一番だし
ネットでチェックしてもそういう修理をした人はいないようなので)

で、試行錯誤しつつ 
長年のDIY経験から得たテクニック?で
結局物理的に接続固定することにした
グラスファイバーチューブは持っていたので
ステンとグラスファイバーチューブを巧く利用して
耐熱と絶縁と接触抵抗に十分配慮しつつ
自己責任で対処した


202004_110_2424
再度組立てて動作確認すると・・
動作するようになったものの 炎の色が赤い!
ブルーが正常なので、再度修理!!

 


202004_120_2401
フレームロッドの隙間が狭くなっているし、
シリコン付着も少しあるので


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フレームロッドを磨き


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点火プラグも磨いた

 

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メッシュの錆びなども取り除き・・


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フレームロッドの隙間も3mmに調整した


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動作確認すると、ブルーの炎に変わり
やっと正常動作するようになったので、修理完了!
結局、
まる一日修理ぐらい時間をついやしてしまったけど(笑)(^_^.)

 

<注意>もし、真似て修理される場合は、自己責任でお願いします!

 

それにしても、
うちはこの頃故障やトラブルが連続しているように思えるが、
つい先日はウォシュレットが故障したので新品交換したし、
(ウォシュレットの寿命は5年程度のようだが、
 うちのはまだ3年ちょっとぐらだったので残念だった)
瓦屋根の一部に使用されている銅版に
穴があいて雨漏りしていたので、
銅版ふきの全部をガルバリウム鋼板で補修もした!
(自分は知らなかったし、施工した工務店も釉薬が
 銅を腐食するという事を知らなかったのだろうと思が、
 長年の雨で瓦の釉薬がわずかに流れだす為に、
 その成分が銅板を腐食するそうだ)

コロナで自粛要請中だが、
(少しでもプラス思考に捉え)
やりたかったDIYや部屋の整理などなど
沢山やる事ができてスッキリ感はあるが、
でも、
やはりコロナの恐怖は頭から消えないし怖いけど・・・(^_^.)

 

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コメント

何か凄い~、専門用語チンプンカンプン😵
流石にエンジニアさんですね
修理完成、大成功ですね
\(^o^)/

投稿: クミン | 2020年4月20日 (月) 07時56分

再度エラーが出ても、あきらめずにミッション完了されたのですね。
技術もさることながら、根気に脱帽です。
うちは壊れたらあっさり手放しがちです。
とくにプリンターは何度買い換えたことか・°・(ノД`)・°・
自粛疲れで気の緩みが出る頃です。
気をつけ過ぎるくらいがちょうどいいのかも。
それにしても海外で、アフターコロナの日常生活を完全に再開したところも出始めていて、再燃が怖いですよ。

投稿: 海月 | 2020年4月20日 (月) 11時22分

🏠クミンさん

10年以上使用しているので、
買い換えてもいいとは思うものの
修理出来るのであれば修理してみたくなる
困った性分なんですよねー(笑)

 でも、なんとか修理できました!(^_^.)

投稿: チョコミント | 2020年4月21日 (火) 07時08分

🏠海月さん

修理してみるとあっちこっち壊れかけてかけていて、
やはり年月経ってるなーという印象でした(笑)(^_^.)
人の身体も同じ感じかなーと思いつつ修理していたんですよー(^_^.)

>うちは壊れたらあっさり手放しがちです。
そうする事がある意味正解かも!
と思うものの、修理できるものならば修理したくなる
困った性分なんですよー(^_^.)

プリンターはインクを使用するので、
どうしてもインク詰まりのリスクがある為に
故障しやすいし、修理もやっかいなんですよねー

コロナが早期に終息するようアビガンに期待したいところですねー

投稿: チョコミント | 2020年4月21日 (火) 07時10分

初めまして。
今日私もサーミスタの端子外れで修理しました。
なかなかハンダ付けすらできず、結局端子だけに少しハンダを乗せて、サーミスタ側のロウ付け部分に少し傷を入れてハンダ付けしました。
とりあえず動作はしたものの、やはり物理的に細い針金を巻き付けて固定しました。
今のところ正常に動いていますが・・・
そしてこのHPを拝見したところ、ステンとグラスファイバーチューブを使われているとの事!さすがですね!
次にエラーが起きたときは、参考にさせていただきます。
さて、プリンターのインクつまりの事ですが、当方も顔料インクでかなり厄介な不具合を経験しておりましたが、我流で解決し最近は快適に使用できております。
当方のブログにて記しておりますので、良かったら覗いてやってください!
https://dora11kinta.blog.jp/archives/2002200.html

投稿: kinta | 2023年3月14日 (火) 00時59分

🏠kintaさん

コメントありがとうございます
コメ返が大変遅くなってしまい
大変申し訳ございません

サーミスタ端子の外れの修理は
結構難しいですよね
熱が加わる箇所なのに
単純にロウ付け配線という事に
疑問を抱いてしまう自分です

サーミスタの修理をした後
約3年使用したのですが
最近、修理箇所をチェックしたら
大丈夫そうな感じだったです

で、再度Kintaさんの半田付けにヒントを得て
自分もサーミスタ端子の二か所共
無鉛半田付した後、
シリコン熱収縮チューブを巻き
更に耐熱ガラスチューブに
ステンワイヤーを通して
巻きつけ固定しました

ちなみに
半田が溶けるのを防止する目的で
シールド線(編組シールド部分のみ取り出した物)
を150ミリ×2本を使用して
無鉛半田付けし、耐熱ガラスチューブを
被せて絶縁しました
(シールド線が放熱してくれると思えるので)


投稿: チョコミント | 2023年5月31日 (水) 17時45分

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